各作品の後書き、のようなモノです。
作品のイメージが壊れるのは嫌っ! と言う方は見ないで下さいね(汗)






  月の裏側

05.3.11 「書き殴り」さんへの投稿作品
 昔作ったポエムもどきから書き上げたものなので、ゼルがちょっぴりポエミー。あんまりポエミーになりすぎないように色々削ったりもしたんですが、見事に無駄でした。
 私的にゼルは、どーでもいいことでも一人で悶々と悩んでしまうタイプに見えます。本音は言わず、それを悟られないよう、いつも気を張ってるイメージです。姫の前で気を張る必要は無いでしょうが、それでも色々考え込んでいそうです。
 姫も姫で、一人のときはすっごく悩んだりしてると思うんですが、頭の切り替えがうまく、ずーっと悩み続けるというのは無さそうな気がします。







     
  月の裏側の裏側

05.3.11 「書き殴り」さんへの投稿作品
 「月の裏側」を書いて、余りに暗かった反動か、思いっきりバカな話が書きたくなって書きました。当初は最後までおバカなまま終わるはずでしたが、前の話との関連も欲しいよなあと思い姫に語らせ始めたところ、あのような形になりました。全く思ってもいなかった結末です。ビバ、結果オーライ!!
 勢いで書いたためか、展開が乱暴ですね(汗)できれば大幅に加筆修正してみたいんですが、うまくできそうに無いです。勢いだけの文というのも、それなりの味があるのではないかと……。







  Oh My ……!!

05.4.18 「書き殴り」さんへの投稿作品
 元ネタは某有名バンドの「Sweet Lil' Devil」という曲。曲を聞いて、うむ、これはゼルアメソングだ。しかし姫は、悪魔ではない。天使、いいや女神様だ! という妄想から生まれた話です。
 姫には底知れぬ怖さがあると思うのですが、どうでしょう? でも決して悪い意味ではなくて、こっちが躊躇していることを、思いもかけぬ方向から、あっさりやりのけてしまうような感じです。そのへんが女神様の由縁でもあります。
 できれば「素っ裸でいきなり抱きついてこようとしてる」姫も書きたかった……。
 また、下二つのタイトルも某有名バンド関係っぽいですが、そちらはタイトルだけです。内容は全くかすってもいません。タイトルつけるの、苦手なんです。







  だからその手は離さないで

05.4.18 「書き殴り」さんへの投稿作品      
 すでに多くの偉大なゼルアメラーさんたちが書いてきた、ゼルアメにおける重要シチュエーション。恥ずかしげもなく、書きました。……だって、切なさ爆発、こんなに萌えるシチュエーション、書かずにいられようか! いや、いられまい!!
 シチュエーションはアニメ版なんですが、この話の姫は、どちらかというと小説版のイメージのが近いです。だから強気。でも言い逃げ。そこがカワイイ乙女心! が伝わればいいんですが……(汗)
 実はこれが一番初めに書けたゼルアメ文です。ただその時のは、地の文が本当にただの説明文で、それを補うかのように、最初と最後にゼルの心情ポエムが付いていました。今以上に、あまりに拙いブツだったので、会話文以外全て書き直し。潔さを出したいという理由から、心理描写をバシバシ削るという暴挙。でも、私的には結構気に入ってる作品です。







  Soul Stasion

05.4.18 「書き殴り」さんへの投稿作品  
 「金色に染まる畑の中を走る電車」の映像をテレビで見て、あんな雰囲気の話を書きたいと思いつつ、ああっ魔剣士電車が似合わないよ、乗ったところで特急か快速オンリー、各駅停車、似合わねー! と諦め床に就いた翌日の朝、布団の中で二度寝しようかなーってときに思いついて、一気に書いた作品。寝なくて良かった。
 私は悲恋でも死にネタでもアンハッピーエンドでも何でも読みますが、読んだ後に泣きながら、「ううっ、でもきっとあの世(来世でも可)では幸せになってるはずよ。だから泣くのはお止め、私!!」と自分で自分を慰めている人間なので、そういうのが出たんだと思います。
 ただ、魔剣士一人語りまくり形式のせいか、これを読み返すのが一番恥ずかしい。というか、読み返せません……。







  Battle On The Bed

05.5.28 サイト掲載
 ギャグを挟まない話を書いていると、どこからか声が聞こえてきます。
 ボケろ! ツッコめ! そこでオヤジギャグだ!!
 仕方がないので、そーゆー話を書きます。
 これです。
 というわけで、最初から最後まで、ノンストップ・バカです。そして下品です。最高に楽しく書けました!!!
 コレを読んで、果たして人が笑うのかどうかは大いに疑問の残る所ですが、それはそれ。私は書かずにはいられなかったのです。お笑い成分が無いと、生きていけない女なのです。
 また、作中では姫がやりたい放題ですが、きっと昨夜は魔剣士がやりたい放題だったのでイーブンです。行為もきっと、あんまりノーマルじゃなかったと思います。セイルーンの未来は、魔剣士の腰次第だと思っています。重ね重ね、下品で申し訳ありません m(_ _)m







  夕日の道はまだ遠く、朝の海から歩き出す

05.5.28 サイト掲載
 お風呂に入ってるときに思いついた話です。
 いや、風呂場で死にネタというのはちょっとアレな気もしないでもないですが、きっとあのタプタプ感とホワホワ感がそうさせたのでしょう。そういうことにしといてください。
 書いてるときは、夕日の描写のためにイメージ検索でいろんな夕日写真を見ました。すごいです。同じ夕日でも、空の色や海の色は同じものがなく、どれも違った美しさでした。
 この話だけは背景つけようかとも思ったんですが、どれも素敵で、でもこれだっ! というのは見つけられなかったため断念しました。
 こういうのは難しいですね。文章だけでなく、ページのレイアウト全体を作り上げることができるのがWeb小説の利点の一つだと思うのですが、センス無い無い君には難しいです。当サイトでは、とりあえず見易さ重視という方向でお茶を濁しております。







  始まりの時

05.6.14 サイト掲載
 前々から書きたかった小説版のお話です。無駄に長くなりました(汗) 前半はいらない部分が結構ありそうだし、逆に後半は言葉が足りないような気がします。でも、どこをどう直せばいいか、わかりません。
 でもとにかく、書けて満足です。
 小説版の姫にとって、リナは思いっきりツッコミあえる友達、というか親友。ガウリイはその彼氏(確定済)。魔剣士にとって、リナは憧れのヒーロー。ガウリイは得体は知れないが大した男。ってなかんじです。
 この時点での恋愛感情は「ガウリイ→リナ」のみですね。姫と魔剣士の関係は、ここからジワジワと進展していき、いずれは駆け落ちなり婿入りなりして頂きたいものです。
 その間のアレコレをいっぱい書いてみたいのですが……野望は尽きねど道は険し、です。







  春のうららのにらめっこ

05.7.3 サイト掲載
 テーマは「ちょっとおマヌケほのぼのラブ」でした。
 ……でした。「ラブ」は悠久の彼方に飛んで行きました。目標、完全にロストです。「ほのぼの親子愛」ということで、ご勘弁ください。そのぶん過保護っぷりはアップです。アメリアさんを、甘やかしたい!!
 定番の「お義父さん、お嬢さんを僕にください!」が書きたかったんですが、そこまで行ってないですね。<1>の場面を最初にぱっと思いついて書き上げ、これだけじゃ短いし…と思い、思いつくまま付け足していった計画性の無さが良く出ています。
 過ぎ行く季節を逆行し、いきなり早春の話なのも思いつきのなせる技です。でも春になるのを待ってるうちに何があるかわかりませんし、かといって設定をこの季節に変えるのも無理ですし。こんなムシムシしてる時期に男二人のにらめっこなんて、考えるだけで体感不快指数が10上がります。心の温度は10下がります。わわわ、自分で書いておいてなんですが、どうか、視覚的イメージを起こすのだけはおやめ下さいね(汗)







  カナリアはもう、かえらない

05.7.14 サイト掲載
 いきなりですが、小説版のアルフレッドはどうしようもないですよね。
 悪役としては三流以下。っていうか、始めから怪しすぎだし、計画は行き当たりばったりだし、おまけに動機は親からのすり込みっていうのが……本当に、どうしようもないです。
 そんなどうしようもない彼が、かなり好きです。
 彼の立場からすると、一番意識してしまうのはグレイシアかなぁと思い書いていったのですが、捏造もいいとこですね。最初はもちょっとラブ要素があったほうがいいのかなとも思いましたが、この二人だったらもっとこう、ドロドロしちゃってるほうがいいんじゃないかと。あ、ドロドロしてるのはアル→グレで、グレ→アルはすっきりさっぱりきっぱり! という感じで。
 アルグレってのは、少なくとも私は見かけたことは無いんですが、どうなんでしょう? もしよろしかったら、ご意見、ご感想をお聞きしたいです。







  信頼の証明

05.8.10 サイト掲載
 小説版・第二弾! などと言いつつ、微妙にアニメ版に引きずられてるっぽいです(汗)
 一応今回はアメ→ゼルな感じを出したかったんですが、むー難しいですね。ゼル視点のが書きやすいので、心情描写もゼルばっか。姫の超合金製乙女ハートを書いてみたいのにー! 姫視点は妙に照れます。魔剣士は割り切って書けるんですが。
 あ、あと戦闘シーンも書いてみたかったものの一つです。そしてツッコミ所が満載です。脈絡もなく襲われておりますが、盗賊では力不足だし、魔族出すのは私の力量的に無理なので、手ごろなデーモンさんのご登場と相成りました。戦闘前に掛け合いをしなくても済むところが最大の魅力です。すみません。手抜きです。
 自分的に、魔剣士には濁点付きの魔法がよく似合います(ラ・ティルトは別格)。姫は顔を殴られても、腕をへし折られてもへこたれないタフなところが、メチャクチャ好きです。戦う女の子はみんな好きなんですが、中でも特に、ボコボコにされてもなお立ち上がる子が大好きです。でも好きなので、文中でボコボコにするのは忍びない。うーん、ジレンマ。






  目にはさやかに見えねども

05.9.7 サイト掲載
 あ、夏が終わって秋になったなという瞬間、夕暮れ時の田舎町の駅のホームに一人立ち、一時間に二本しか走らない電車を待ちながら「少年時代」を口ずさみたくなります。
 我ながら限定的かつ偏ったイメージです。でもだいたい、夕暮れ時なんかのふっと気の抜けた瞬間に涼しい風が吹いたりして、「あ、夏が終わったんだな」とか思いませんかっ? 私はそうです。茜色の空も手伝い、切なさはいつもの三割増!! 眩しそうに薄雲のかかった夕日を見詰め、「ル♪ ル♪ ル〜ル〜♪」と歌うのです。
 そんなイメージのせいか、姫が少しおとなしめ。魔剣士も煮え切らず。変化と停滞の間で揺れてる感じ。開き直った二人も好きですが、ウジウジしてる二人も好きです! ゼルとアメなら何でもいいような気もしないでもないですが、とにかく、どんなシチュエーションも美味しいのです! おそるべし、ゼルアメ。でも、シアワセv
 タイトルは書いてから思い出した短歌より頂きました。毎回毎回、タイトルが思いつかなくて悩みます。







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